世田谷公園から徒歩5分、アットホームな動物病院です

2011年01月26日

〜冬場のケアを再確認〜





とても寒い時期になりましたねあせあせ(飛び散る汗)雪

人でも風邪をひきやすかったりとかく体調を崩しやすい時期です。

冬場のケアを心掛け、春に向けて乗り切る対策をしていく必要があります

ワンちゃんネコちゃんにとって冬場に起こしやすい病気がありますひらめき

その中でも主なものを例に挙げてみます手(パー)


 
 
 
   〜膀胱炎・尿石症〜    (猫/犬) 

冬場には飲水量が低下する傾向があります。

水を飲む量が減ると泌尿器(腎臓や膀胱)への負担が増えます。また、寒くなる影響で、おしっこを我慢してしまう傾向があり、そのような状況が続いていくと膀胱炎を引き起こしやすく、尿の中に含まれるミネラル分が結晶として形成され、やがて砂の状態(これが固まっていくと結石)となってしまうのです。

膀胱炎になると、何度もトイレに行ったり(頻尿)血尿が出たり、尿の臭いがいつもと違ったり…。残尿感があり、かなり気分がすぐれなくなります。
また、特にオス猫は尿道が狭く、尿の中に砂(結晶)が作られると詰まってしまい、尿が出せなくなる危険性があります。このような状態になると極端に腎臓に負担がかかり、尿毒症となって、生命にかかわってきます。

冬場には、部屋全体が寒くならないよう暖かくし、水分をしっかりと摂るように心掛けてください
また、普段食べているフードは、尿石症をコントロールする(おしっこの酸性値をコントロールする)効能のあるものを選ぶとよいです。 過去にこの病気を経験している場合は、結晶を作りにくいような療法食を選択することをオススメします。




  
  〜風邪(細菌やウィルスによる感染症)〜  (犬/猫)


人と同様、ペットも風邪をひきます。

症状も様々で、咳やくしゃみ、発熱、食欲不振、元気消失。お腹の調子を崩してしまうこともあります。

風邪と言ってますが、細菌やウィルスによるものです。 身体が冷えることで免疫力が低下したり、空気が乾燥することで呼吸器粘膜が弱りウィルスも増えやすい環境であることが冬場に多い要因ともいえます。

暖かくして、水分をしっかりと摂取すること。また、栄養価のある食餌をとる(バランスのとれた総合栄養食を食べ、おやつ等は最小限にしていく)ことも冬場の体力、免疫力を保つためにも重要です。

そして、風邪の原因にもなるウィルスに対する免疫力を備えておくためにも、1年に1度の混合ワクチン接種は必ず受けてください病院。猫では3種混合のもの、犬では当院では6種以上のワクチンを行なっています。



一般的には”犬は寒さに強い”と言われますが、実際には、犬種や身体の大きさ、年齢等により耐寒性は大きく異なります目。特に小型犬、老犬、仔犬では寒さに弱いと考えてください。

また、寒暖の差で体調を崩すケースが多くみられます。


室内犬の場合:人と一緒のときは温度管理にさほど問題はないのですが、飼主の外出時や
       夜間に暖房器具を消した時に室温が急激に低下した場合、体調を崩すこと        
       もあります。毛布や保温性のマット等を上手に使うことで解決できます。 
       散歩の時には服を着せてあげるのも良いでしょう。

室外犬の場合:ある程度寒さに対して適応能力はあります。しかしながら、犬小屋に風や  
       雨が入り込んだりするともちろん風邪をひいてしまうことにもなります。
       毛布をひいたり、小屋は日当りのよい場所を選び、小屋の周りに段ボール
       の囲いをするのもよいでしょう。




  
  〜乾燥による皮膚のトラブル〜  (犬)


空気が乾燥するこの時期、皮膚も乾燥することで痒みを起こし、掻いてしまうことで皮膚炎になることがあります。

”乾燥”に対するケアを行なっていますか??


水分を心掛けて摂るようにすること。部屋では加湿器を使ったり水分のあるタオルを近くに掛けておくなど適度な加湿を心掛けてください。

冬場のシャンプーは基本的に(皮膚にトラブルがない時に)月に1回でも十分です
皮膚にある脂分をとりすぎてしまうことも乾燥の要因になります。

それでも乾燥肌の敏感な犬には保湿性のあるシャンプーや、日常的に使用できる保湿性のあるコンディショナーなどを使用するのもよいでしょう。






   〜運動量の低下による肥満〜   (犬/猫)


冬場には、どうしても運動量は低下する傾向にありますバッド(下向き矢印)

それに伴い、食餌量も適宜コントロールする必要があります。体重は、食餌量(おやつ等も含む)と運動量のバランスで決まってきます

また、冬場でも毎日の散歩は必要です。足腰を強くするために日光浴も欠かせません。
散歩の途中に濡れてしまった場合は、家に帰ったら必ずしっかりと乾かしましょう、長毛の犬種や毛量の多い犬種(柴犬やコーギー等)は特にしっかりと乾かしてください。濡れたままの状態だと風邪の原因になります。



体重が気になる猫ちゃんは、例えば朝と夜と15分ずつと決めて(猫じゃらしなどを使って)一緒に遊び、これを冬場の日課にする猫モータースポーツわーい(嬉しい顔)。 不定期であったり週末にまとめて遊んであげるのではなく毎日少しずつ運動することが重要です手(パー)




  

    〜関節炎〜  (犬/猫)


冬場には、筋肉がこわばり、血液循環が悪くなることから関節や腰などの動きが悪くなりがちです。皮膚の血行を良くする意味でも、ブラッシングを毎日できると良いです手(チョキ)








かわいいが待ち遠しい、、、けれどその前にこんなケアの適期でもあるんですひらめき 


寒いこの時期には、(お腹に寄生する)腸内寄生虫の駆虫をするには適した時期と言えます。春になって寄生虫の活動が活発になる前に駆虫してしまうというわけです。

お散歩などで知らず知らずに症状も出ずに感染している例が近年増えています。中には人にうつってしまうものもあるんですむかっ(怒り)(特に乳幼児などは注意が必要)


主な寄生虫は 条虫、回虫、鈎虫、鞭虫、コクシジウムなど です目

ちなみに当院では、主に夏場のフィラリア予防の薬でお腹の虫も駆虫できるものを使用しております。しかしながらすべての寄生虫を駆虫出来る訳ではない(回虫、鈎虫、鞭虫などは駆虫可能)ので、例えば寄生の強い条虫などの駆虫だけしておくのもよいのではないでしょうか?

詳しくは当院にお尋ねください






posted by フォレスタ at 17:12| 東京 ☀| フォレスタ通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする